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これは詩集ではない、刺繍です。あなたの心にチクッと刺さる言葉たちが花柄をかたどったり、大きなタブローで世界を見せてくれる。音をあやつる人の陰謀に巻きこまれたくなって困ります。――小池一子大岡信賞を受賞した第一詩集『至高の妄想』から3年、前人未到の道をゆく音楽家・巻上公一の詩72篇を収録。ひとたび本を開けば心身が解き放たれる、愉快と危機に満ちた、ことばの玉手箱。詩というものは心に羽を授けてくれる。その飛翔は思想を越えてどこまでも上昇する楽しさがある。(著者あとがきより)
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