〈ベレー帽=漫画家〉をつくった手塚治虫、バッテン目の萩尾望都、動物・ロボ化の鳥山明、不変不動の高橋留美子、そして進化を続ける江口寿史──。近況欄の自画像から作中に登場する自分キャラ、漫画家マンガの主人公まで漫画家たちにとって、もっとも身近なキャラは「自分」だった。彼らは自らをどうキャラ化し描いてきたか?なぜ顔出ししない漫画家は多いのか? 美化して描くか?卑下して描くか? そして、奥深い〈漫画家マンガ〉の世界。マンガ解説者南信長が、漫画家たちの生態に迫る!ボリューム満点の304頁。【漫画家マンガ系譜図、リスト付き】