著者名:
大澤真幸/國分功一郎 | |
死者の権利の剥奪、自由の制限、緊急事態下の国家権力−−−國分功一郎・大澤真幸の緊急対談が実現。現代最も注目される哲学者アガンベンは、国民の自由を制限するイタリア政府のコロナ対策を批判し、各国の哲学者たちから強く非難される。しかし、この発言は「自由をとるか、安全をとるか」という究極の選択を迫られている私たちへの警鐘である。アガンベンの発言を出発点に、フーコー、アーレント、ベンヤミンなどの思想を横断しながら、コロナ禍に顕在化した、民主主義社会への根本的な問いを考える。
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