医療機器の研究開発には、医学と工学が連携した医工学が必須とされ、日本でもこの分野で多くの研究開発が為されてきた。しかし、実用化にはなかなか至らず、現在日本で使われている先端医療機器のほとんどは外国からの輸入品で占められている。本特集では、日本のものつくり力を生かし、医療機器開発を推進していくための課題を探り、日本の医工学の将来を展望する。