医療者やセラピストがクライアントのこころの状態を的確に捉えるのは、至難のわざです。また、教師や生徒、親子間でも相手の気持ちを理解するのはとても難しいことです。しかし、まずクライアントや子供の気持ちを理解しなければ、なかなか問題は解決しません。コミュニケーションを取るには、言葉は非常に大切なものではありますが、言葉で自分の気持ちを上手く表現できなかったり、自分の気持ちが自分自身でもよく分からないことさえあります。