1952年から開催されてきた「日本建築学会設計競技」の2019年度の課題は「ダンチを再考する」。少子高齢化,空き家,シャッター街などの都市問題がダンチにも顕在化している。そういったダンチをよく観察し,デザイン思考することで,ダンチを社会の大きなストックとして捉え,その活用のための新しい提案をする。応募総数239作品の中から審査を経て入選した59の優秀作品を,講評とともに掲載。