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2024/02/21
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橘嘉智子

著者名: 勝浦令子
作品詳細

平安前期、嵯峨天皇の皇后。奈良麻呂の変で凋落した橘氏に生まれるも、嵯峨の寵愛を受けて皇后にまで上り詰める。嵯峨の死後も仁明天皇の母として影響力を発揮し、承和の変ではその決断が結末を左右した。尼寺檀林寺を創建するなど篤く仏教を信仰し、晩年には橘氏の教育施設である学館院(がっかんいん)を設立。後世の「檀林皇后」像を取り払い、その実像に迫る。

出版社:吉川弘文館
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