京都の老舗和菓子店『鶴乃屋』の六代目、丞太は34歳。東京で気ままな支店長生活を送っていたが、ある晩、突然本店の美人女将・弓が訪ねてくる。弓は一年前、交通事故で他界した父の後妻で、丞太とは二つしか違わぬ36歳の熟れざかり。そんな弓から、早急に本店に帰ってきてほしいと懇願された丞太だが、戻れないのにはある理由が…。それを聞いた弓は「義理の息子の悩み、わたしが全力で解決いたします」と、その匂いやかな肢体を惜しみなく使って…。書き下ろし。