南インドを代表するヒンドゥー聖都カーンチプラム。ここは6〜8世紀にパッラヴァ朝の都がおかれ、以来、1500年に渡ってヒンドゥー教が栄えたところから、「寺院都市」と呼ばれています。この地方特有の女神の伝統やヒンドゥー建築の傑作にあげられるカイラサナータ寺院が残る宗教と建築に彩られたカーンチプラムを紹介します。かんたんな図版、地図計7点収録。