砂塵吹くタール砂漠のなかに位置するビカネール。デリーとペルシャ、グジャラートを結ぶ貿易で栄えた街で、15世紀に成立したラートール・ラージプートのビカネール王国の都がおかれてきました。赤と黄色の砂岩を使ったマハラジャの宮殿ジュナガール・フォート、商人の邸宅ハーヴェリーなど、中世の面影を伝えるビカネールを紹介します。かんたんな図版、地図計7点収録。