著者名:
ルー・バーニー/加賀山卓朗 | |
23歳の夏――この罪を見過ごすことはできなかった。MWA賞受賞作家が放つ瑞々しい青春ノワール。「ルー・バーニーの最高傑作」S・A・コスビー「最後のページまで心を掴んで離さない」ドン・ウィンズロウ遊園地で働く青年ハードリーはある日、煙草の火傷痕の残る幼い姉弟を見かける。行きがかり上、虐待を通報するも当局に相手にされなかった彼は、証拠を掴むため素人探偵まがいの調査を開始する。見えてきたのは裕福なのに荒れ果てた家と、弁護士の父親の背後にちらつく麻薬組織の影。23年間、面倒を避け気ままに生きてきたハードリーは、幼い命を救うため人生で初めて壮大な賭けを仕掛けるが……。解説:吉野 仁■著者既刊『11月に去りし者』
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