著者名:
地球の歩き方編集室 | |
※この商品は固定レイアウトで作成されており、タブレットなど大きなディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。※電子版では、紙のガイドブックと内容が一部異なります。掲載されない写真や図版、収録されないページがある場合があります。あらかじめご了承下さい。※この商品は、「フランス」編の分冊です。「フランス」編8冊がパックとなった合本も販売しています。詳しくは『地球の歩き方 フランス』で検索ください。パリは長径11km、短径8km、東南東から緩やかなカーブを描いて西南西に流れるセーヌ川によって、二分されている。川のほぼ中央にパリ発祥の地、シテ島とサン・ルイ島が浮かび、島の西半分と王宮だったルーヴルのあたりを1区として時計回りの渦巻状に20区まで区が配置されている。この形から「エスカルゴ」と呼ばれる。川を挟んで北側を右岸、南側を左岸と呼ぶ。右岸は商業の町、左岸は学生街といった色あいが濃い。イル・ド・フランスとは「フランスの島」の意。その名のとおり、セーヌ川、オワーズ川などの流れにふちどられた、柔らかに波打つ大地と対照をなす広がる森林。この地の魅力は、何よりもまず自然の豊かさだ。ヴェルサイユ宮殿、ヴォー・ル・ヴィコント城、フォンテーヌブローなど、往時の貴族文化が今でも息づいている。このほか、シャルトルの大聖堂、サン・ジェルマン・アン・レーなど歴史的遺産の宝庫といえる。
話で読む | 巻で読む |