やまだ書店からのお知らせ
2024/02/21
2月26日13時頃より15時頃までシステムメンテナンスを実施いたします。

≫詳しくはこちら

縄文の円心原理

著者名: 千賀一生
作品詳細

現代原理を覆す『和』の原点、 人類の平和な未来へのお手本がここにある。3万6000年前の日本列島に誕生した世界最古の象形哲学が、不調和文明の限界点を突き破る!「日本の神髄」を著した名作、待望の新装版。縄文の円形集落からは、殺された人骨が発見されません。なぜ縄文の人たちは、それほど平和な社会を築けたのでしょうか。本書はそれを独自な観点から追究しています。追究していくと、このはるかな時代に形成されたものは、完全に失われたわけではなく、現代の私たちの中にも宿されていることに気付かされます。それは、どこにどのように引き継がれているのでしょうか。その点を、本書は徹底して追究しています。ごく日常の、誰もが行っている私たちの行為の中に、西洋や他のアジアにも見られない、縄文由来のものが気付かずに潜んでいます。縄文から学ぶと言えば、土器づくりを体験したりする体験学習的なイメージをもちがちですが、もっと身近に縄文は存在します。日本人には、他国の人々には見られない、希少な性質が潜みます。その中には縄文由来のものがあると考えられるのです。それがどこでどのように形成されたものであるのかを、本書は、緻密な分析の下に明らかにしています。近年、日本文化への関心が世界的に高まっていますが、海外の人々が強い関心を抱く日本文化の背後にも、縄文由来のものが潜んでいると考えられます。本書は、縄文調和文明の、その調和の本質が何であるかを、抽象論ではなく、具体的に明確にさせてくれます。その理解は、調和的で平和な未来社会を築く上での、わかりやすいお手本となるのではないかと思われます。※本書は、2018年6月に徳間書店より刊行された『和の心 コズミックスピリット』の新装版です。

出版社:ヒカルランド
話で読む
巻で読む