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ミスター・ジャパンカップと呼ばれた男 競馬国際化の礎を作り上げた「異端」の挑戦

著者名: 河村清明
作品詳細

【内容】なぜ今、第一回のジャパンカップを追いかけるのか。取材を進める途中、何人にも同じことを聞かれた。昨今の競馬を取り囲む状況をどう見るのか。答はそこにある。今の競馬の在り方に満足するのであれば、過去など振り返る必要はない。これからのレースに思いを馳せて、心を躍らせていればいい。しかし、業界が活気を失い、閉塞感に覆われてしまっていると見るなら話は別だ。私たちは過去に何らかの打開策を見つけなければならない。騎手・調教師の免許制度を含めた中央の厩舎の在り方、さらには中央・地方の関係性を規定した、大昔に導入したシステムはとっくに崩壊の兆しを見せている。にもかかわらず日本の競馬では誰もが大なたを振るえない。取材する立場の一人として、また馬券を買うファンの一人として、何か打開策はないのか、何か学ぶべきテキストはないのか、とずっと考えていた。そんな時、私は北原義孝の存在を知ったのだ。【著者】山口県出身。北海道大学文学部国文科専攻を卒業後、株式会社リクルートに入社。1996年に同社を退社したのち、執筆活動を始める。同年、「優駿エッセイ賞」を受賞。著書『馬産地ビジネス』『JRAディープ・インサイド』『馬産地放浪記』『三度怒った競馬の神様』『ウオッカの背中』『ウイニング・チケット』(原作)など。電子書籍『ミスター・ジャパンカップと呼ばれた男』『競馬 衝撃の敗戦列伝(1)(2)』『ウオッカvsダイワスカーレット』など。

出版社:CLAPコミックス
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