著者名:
増田 悦佐 | |
アベノミクスが押し進める「インフレ」というのは、借金のし放題という一握りの恵まれた連中だけがますます儲けて、ふつうの庶民にはちっとも恩恵がおよばない経済状態である。インフレで、物価は上がっても給料は上がらないし、消費税増税、円安、TPP参加……で、庶民の暮らしはますます苦しくなる。オリンピック景気だってほんの一時的なもの。さらに、インフレは戦争と親和性が高く、デフレは平和と親和性が高い。こんな時代だから、不動産を買ってはいけない! 投資はやめよ!カネを使わないことが庶民にとっての唯一の防衛策だ!そして、経済成長や幸せな国づくりのためにも、日本はデフレに戻るべきだ!●インフレというのは、一握りの恵まれた連中だけがますます儲けて、 ふつうの庶民には恩恵がおよばない経済状態のことだ。●マンションなどを「いま買ったほうがお得」とセールスされたら、疑ったほうがいい。 ●これまで株や投資信託を体験したことがない人が不慣れな金融商品に手を出すと危ない。●オリンピック開催国は開催前の景気は過熱するが、その後は必ず成長率の減速に見舞われる。 ●TPP参加とは、アメリカ、オーストラリアなどの農業大国が日本を自分たちの市場に囲い込む話だ。 ……だから、自分の暮らしは自分で守らなくてはならない!
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