著者名:
如月一花/天満あこ | |
実家が没落してしまったソフィアに突然、縁談が持ち掛けられる。相手は有力な貴族であるグレイソン侯爵。しかも、剥奪された身分や領地を取り戻して実家を再興してくれるといいことづくめで、家族思いのソフィアには断る理由がない。いざ結婚してみると、寝室は別で夫婦の関係もソフィアのことも全く求められていない様子。その上、グレイソンの継母からは毛嫌いされ、嫌味のように子作りしろと責め立てられ、なにも出来ないなら売り飛ばせばいいとまで言われてしまう。けれどそんな中、グレイソンはソフィアのことを庇ってくれて――。
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