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2024/02/21
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西の都の物語西国政権の限界と突破−平清盛・室町幕府・豊臣秀吉に学ぶ人生攻略宝箱−

作品詳細

【書籍説明】日本における武士の時代は1168年から1868年までのちょうど700年です。武士は実際家ですから基本的には煩雑な儀式を嫌います。儀式にこだわるのは公家化したときだけです。武士がつくった集団は簡素でプラグマティックです。現代に応用できるところがいっぱいあります。武家政権は大きくわけて東の政権と西の政権があります。東は鎌倉幕府、江戸幕府で、西の政権は平家政権、室町幕府、豊臣政権です(地域政権はここでは割愛します)。東の政権は全国統治を目指したのに対し、西の政権は東国を直接統治から外します。そして西を向いて貿易と流通に力を入れるのです。雅びと欲、そして儚さに終始したのが西の政権でした。黄金に輝く美しい文化を花火のように打ち上げて周囲を照らしたその影で、地方はどんどん疲弊します。本書で語られるのは、黄金と私欲と儚さに生きた西の政権のお話です。第2章から第4章にきらびやかな西の政権を述べています。第1章は総論、第5章はビジネスにも役立つ東国の政治家二人のお話です。どこから入ってもいいです。興味あるところから目を通してみてください。新鮮な知見が最低2個は見つかるでしょう。では、どうぞ。【目次】第1章武士の時代とは 武家政権の誕生武家政権の展開と近世の扉第2章平清盛の福原幕府伊勢平氏保元の乱と柔弱謙下日本三景宮島と貿易の実利後継の不在福原幕府の地政学第3章理念なき室町幕府武士のための政権貿易と流通の政権私利私欲の政権第4章豊臣政権とお金の器尾張の流通… 以上まえがきより抜粋

出版社:まんがびと
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