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※本ムックはカラーページを含みます。お使いの端末によっては、一部読みづらい場合がございます。『自由時間』始まりの旅は、吉行淳之介が書いた「街角の煙草屋までの旅」。今から40年ほど昔に書かれたエッセイですが、今もなお、いや、今まさに、老若男女にとって救いになるメッセージが込められている。また、マルセル・プルーストも「本当の旅の発見は、新しい景色を見ることでなく、新しい視点を持つことにある」という言葉を残した。気持ち一つ、視点一つで、人生は変わる。だから「夜の上野がパリ」に、「DIY精神あふれる浅草がポートランド」に見えたっておかしくはない。いよいよ人生後半戦……、やっと見えてきた「自由」と「時間」。時間の経過は人の姿を変えてしまうけれど、自由な精神まで変えられたくない。ただし自由でいるには、社会的にも家庭的にもそれなりの闘いが必要です。「自由時間」を大切に。この週末からニッポンを感じる82の旅へ。
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