「今…オレに近づかないで下さい。無茶苦茶にしてやりたくなる」幼い頃、乃絵の実家の剣術道場に通ってきていた玖吾。彼の父親が事件を起こしたことで乃絵の家に引き取られることとなる。以前のような気安さがないまま共に育ったふたりの関係は、乃絵の縁談を機に変わろうとしていて…。