前作『グランパと僕らの宝探し』から6年。ドゥリンビルの町に日本から新しい家族が引っ越してきた。オーストラリア生活に飛びこんだ浅草育ちの小学生・拓海が、伝わらない言葉に悩み、文化のちがいにおどろき、心の交流に喜び……。そして、一番大切な宝物に気づいていく。