小学5年生の凛太と、夏に隣に越してきた万緒が語るお話。新学期、万緒は凛太と同じクラスに。万緒は友情をテーマに書き始めていた物語を、クラスで理想的な親友同士に見えた2人をモデルに変更して書き進める。凛太はおさななじみの直政が、同じスイミングスクールに入ってどんどん力をつけていく姿に、距離を感じ始める。物語のモデルにした親友2人の仲が次第にくずれ、万緒の書く物語がクラスの出来事とリンクしていく。