これはどうでもいい手紙ではなく、「じゆうりつ」なんだメッセージアプリの消えない「入力中…」、雨音が聞こえ続けているカーテンの向こう側、授業中に回される小さな折り手紙。■■■の存在を意識した時、物語は再び動き始める。『かわいそ笑』『6』に続く、新進ホラー作家・梨の単著第3作目!299の断片が紡ぎ出す、聞こえなかった旋律と戦慄──恐ろしく、そしてどこか儚い。──四季凪アキラ(にじさんじVTuber)