やまだ書店からのお知らせ
2024/02/21
2月26日13時頃より15時頃までシステムメンテナンスを実施いたします。

≫詳しくはこちら

出会い系サイトと若者たち

著者名: 渋井 哲也
作品詳細

 インターネットや携帯電話で見知らぬ者同士をつなげる「出会い系サイト」などの匿名メディアがいま急速に広まっている。そこには、人に言えない悩みや「生きづらさ」をかかえ、癒しや救いを求めてアクセスする人がいる。時には、援助交際(児童買春)、殺人事件、ネット心中など怪しげで危険と隣り合わせの世界でもある。なぜ彼らはさまよい、そこに魅入られるのか? 若者への直接取材で生の声を伝え、また同時に、拙速な法規制の危険性を警告する。序章 若者を引き寄せる「出会い系サイト」第1章 「出会い系サイト」とはなにか?第2章 「出会い系サイト」を利用する若者たち第3章 「出会い系サイト」関連事件簿第4章 「出会い系サイト」規制のなにが問題か?最終章 「出会い系サイト」のゆくえ●渋井哲也(しぶい・てつや)フリーライター。ノンフィクション作家。中央大学非常勤講師。 栃木県生まれ。東洋大学法学部卒。東洋大学大学院文学研究科教育学専攻博士前期課程修了。教育学修士。家出、援助交際、摂食障害の取材の過程で「生きづらさ」という言葉を聞いて以来、子ども・若者の生きづらさ、自殺、自傷行為、依存症などに関心を持つ。そのほか、いじめや不適切指導による自殺(指導死)などの教育問題、ネット・コミュニケーション、ネット犯罪、ネット自殺、東日本震災やそれに伴う原発事故・避難生活の取材を重ねる。週刊女性の取材班として「グッドプレス賞」(依存症問題の正しい報道を求めるネットワーク主催、雑誌部門、2020年度)受賞、『ルポ自殺 生きづらさの先にあるのか』(河出新書)で「貧困ジャーナリズム賞」(反貧困ネットワーク主催、2022)を受賞。

出版社:アドレナライズ
話で読む
巻で読む