著者名:
西修 | |
憲法は75歳、あちこちガタが来ていますなのに一度も治療(改正)をしてもらえない!憲法学の権威が「吾輩=75歳の憲法」の視点からユーモラスにその生い立ちと不具合を明らかにする。もう「解釈」ではしのげない「お前は世界でも非常によい憲法なのだから、修繕の必要はない」という人びとがいる。そんなおだてに乗りたくはない。吾輩なりに生い立ちの背景や世界の憲法などを知り、いくつもの修繕点のあることが自覚できるようになった。(本文より)〈おもな内容〉「陰の主役」極東委員会/マッカーサー草案の舞台裏/なぜ憲法改正条項は高いハードルになったのか/憲法学者の支離滅裂さ/「平和安全法制がなかったらぞっとする」/機能していない憲法審査会/吾輩は治療してもらえるかと思ったが…/何のための海外視察か/朝日調査ですら「改正必要」増/もっとも加えてほしい「自衛隊の明記」...他
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