受験を控えた夏。ふと思い立ち、大家族が営む海の家でバイトを始めた少年・風雅。そこで出会ったのは大家族の末っ子で2才年下の純。泣いたり笑ったりと感情豊かな純に、やっかいだと思いながらもつい世話を焼いてしまう。純の太陽のような笑顔を見るたび、心が波立つのは羨望か、それとも…。夏が終われば「さよなら」なのに、熱に浮かされるまま風雅の心は純へと向かい――?◆収録内容◆「夏影に、さよなら」全5話/「禁じられたあの夏へ」全2話/単行本収録描き下ろし/電子限定特典マンガ(3P)