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著者名:
著:葉月奏太 | |
三十二歳の麻倉美佐子は、三年前に病気で夫を亡くして以来、独り身で暮らしている。女盛りの体が疼く寂しい夜もあるが、亡夫のことが忘れられない彼女は、男からの誘いはすべて断っていた。そんなある日、妹の朋美から婚約者の浩之を紹介されて驚く。義弟となる浩之は亡夫によく似ており、美佐子の心は激しく乱される。不安定な状態に陥った美佐子は、ずっと言い寄られていた会社の上司につい身を任せてしまう。三年間の禁欲生活から女に目覚めた美佐子は、さらにその後、浩之とも妖しい雰囲気に…。貞淑だった未亡人が快楽に溺れていくさまを、注目の新鋭が鮮烈に描ききった禁惑エロスの傑作!
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