著者名:
下地寛也 | |
ありそうでなかった「しにくい」を「しやすい」に変える技術わかりにくい説明、使いにくい道具、見にくいデザイン、読みにくい文章、住みにくい部屋、片づけにくいモノ――。 生活の中にはたくさんの「しにくい」が溢れています。 こんな「しにくい」ものに触れたときはちょっとイライラしたり、ちょっとストレスを感じたりするもの。 説明書がわかりにくかったり、バーガーが大きすぎて食べにくかったり、イベントの席がぎゅうぎゅうで座りにくかったり。 一方、仕事上で自分が「しにくい」を作り出してしまっているときは、どうすればこれを改善できるだろう?と悩むものです。 お客さんや上司に「使いにくい」「読みにくい」などと思われているのなら、改善しないとなりません。 本書は、たったひとつの技術を使って、「しにくい」を「しやすい」に変えるための本です。 そのときに役立つのが「分ける技術」。 野球場のプレイゾーンと外野スタンドが分かれているのは、一目でホームランと「わかりやすい」ため。 ピザのMサイズが8等分されているのは「食べやすい」「みんなで分けやすい」ため。 高級スーパーの駐車場スペースが大きいのは高級車で買い物に「寄りやすい」ため。 会社が様々な部署に分かれているのは仕事の役割が「わかりやすい」ため。 著者・下地氏が勤めるコクヨの「キャンパスノート」が大ヒットを続ける大きな理由のひとつは、絶妙な行数に分けることでユーザーに「書きやすい」と感じてもらっているためです。 このような上手に分ける技術を使って、暮らしも、仕事もストレスを感じずに「滑らか」にすることが本書の目的です。 ありそうでなかった「しにくい」を解決する本。読んでるそばから、新しいアイデアが思いつくはずです!
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