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2024/02/21
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おかげで、死ぬのが楽しみになった

著者名: 遠未真幸
作品詳細

青春くらい熱くて尊い! 泣ける「老春」小説刊行! 心がぽかぽかあったまる、ほっこりコメディをどうぞ。定年退職後、無所属、無希望。かつて応援団員だった3人が、友人の通夜で集まった。そこに、「応援団を再結成してくれ」と遺書が届くが、誰を応援してほしいのかが分からない……!? 【あらすじ】第一話再結成して初めての活動で、少年野球チームを応援することになった70歳の応援団「シャイニング」。練習の見学中、1人だけバットを与えてもらえず球場の隅を走る少年に出会う。「陸上部」と揶揄されても走りつづける補欠の彼がいたたまれず、団員の引間は、「これ以上努力しても無駄」という応援団の禁句を口にしてしまうが……。 →「努力は報われるって、本当?」と思ったことがあるあなたにおすすめ。 第二話板垣団長の教師時代の教え子に頼まれ、「去年の10月31日のこと覚えてる? わからなかったら、離婚」という置き手紙の謎を解こうと奮闘するシャイニング。モヤモヤを抱える妻が、夫に覚えていてほしかった意外な思い出とは? →「夫婦や恋人だからこそ、言いづらい」と思ったことがある、または、映画のエンドロールを見るのが好きなあなたにおすすめ。 第三話「担任の先生が、生徒からいじめられてる」という相談がシャイニングに舞い込む。板垣団長は先生を救おうとするが、教師時代に自らが犯してしまった罪がよみがえり……。 →「がんばってる人に、なんて声をかけたらいいかわからない」「がんばれと言われるのがプレッシャーだ」と思ったことがあるあなたにおすすめ。 第四話ついに、亡き仲間が応援したかった相手を突き止めたシャイニング。しかし本人に応援を届ける手段はただ1つ……お笑いコンテストに出場すること!? シャイニングのマネージャー的存在で、画家の夢を持つ巣立の孫娘、希。かつて、憧れの画家から、「いいものはほめるし、悪いものは批判します。どちらにもひっかからないものは手短に。……巣立さんは、うまく描けてますね」と言われたことで、夢をあきらめかけていた。しかシャイニングのメンバーの必死さを見て、希の心も動き出す……? 第零話えっ、そういうことだったの!? 52年の時を経て、応援団の再結成を託した本当の理由が明かされる。 →「どんでん返し、伏線回収」の好きな人におすすめ※この話だけ読むのはおすすめしません

出版社:サンマーク出版
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