著者名:
小林麻耶 | |
――「がまん」というのは、明日がぜったいに来るって思うから、できてしまうんです。「わたしたちは社会のなかで生きている大人です。それゆえに当然ですが、“したほうがいいがまん”もあります。それでも、まわりの目を意識して、いつも人に合わせて、誰かを喜ばせようとして自分の心を押しつぶすような“しなくていいがまん”は、1日も早くやめたほうがいいのではないでしょうか。」(本文より)人生には思いもよらない事態が起こるものです。ではそんなときに、「もっと、ああしておけばよかった」と後悔しないため、私たちが今この瞬間からできることとはなんでしょうか。……それは“しなくていいがまん”をやめて、自分の気持ちに正直に生きることです。「好きなことをする。それは自分のいのちを大事にすることにつながっています。」「自分にやさしくする。そうすると人に対してもやさしい気持ちになれるんです。」フリーアナウンサーへの転身、体調不良による強制終了、最愛の妹との別れ、そして運命の出会いを経て結婚――。激動の時期をすごした小林麻耶さんが、今だからこそ伝えられる「自分らしく生きること」の本当の意味。
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