著者名:
キャシー・ウィリアムズ/山本瑠美子 | |
◆やっと逃げ出したのに、私は再び、悪夢に続く扉を開けた。■ある会社のタイピストに応募したヴィッキーは、経歴と能力を買われて社長秘書に推薦され、社長との面接に臨んだ。社長のマックスを一目見た瞬間、彼女は衝撃を受ける。かつての恋人ショーンにうり二つだったのだ!魅力的なのはうわべだけ。実は身勝手で乱暴で、ヴィッキーをずっと苦しめてきたショーンに。彼は少し前に交通事故で亡くなり、地獄のような日々は終わりを告げたが、今、目の前にいる男が、ショーンの双子の兄だとわかる。知らず知らずヴィッキーはかつての恋人と同じ瞳に魅せられていた。彼の瞳を見ていると、抗いようもなく溺れそうになる。だめよ! マックスのもとで働くのは地獄の再現を招くようなもの。彼女は仕事を断り、マックスもそれを受け入れたかに見えたが……。
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