明るく素直な高校二年生の宮下凪月は、高校の文化祭の日に貧血で倒れ、病院で検査を受ける。数日後に医師から病名を告げられ急遽入院することになってしまった凪月は孤独な病室で黒ずくめの美しい青年に出会う。青年はトワと名乗り、凪月が生まれた時からずっと彼女を見守ってきた存在だと明かす。優しく穏やかなトワにだんだん惹かれていく凪月だったが、病状も刻一刻と悪化していき――。命輝くアオハルイノセントラブストーリー。