金銭的利益最優先の「マネー資本主義」のアンチテーゼとして、「里山資本主義」が提唱されてから7年。その実践者たちへの取材をもとに、各地で里山資本主義の種がまかれ、芽が出て、花が咲き始める様子を描きながら、そこにあった「成功要因」を明らかにする。お金に依存しすぎることなく、人と人のつながりを大切し、地域活性化を目指す人たちにとって不可欠なガイドであると同時に、日本と世界が進むべき道を明快に照らしだした1冊。