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2024/02/21
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TACTICAL FRONTIER 進化型サッカー評論

著者名: 結城康平
作品詳細

footballista本誌の人気連載コラムが加筆修正&書き下ろしを加えて書籍化!新世代ライター・結城康平が論じる世界の“戦術革命"アカデミックな視点から進化するサッカーの深淵に迫る!サッカー戦術の最前線は近年急激なスピードで進化している。インターネットを通じて国籍、年齢、プロアマ問わず最先端の理論が共有されるボーダーレス化の先に待つのは、どんな未来なのか。世界各国で起こり始めている“戦術革命"にフォーカスし、複雑化した現代サッカーの新しい楽しみ方をWEB発の新世代ライターが提案する。第1章 「戦術」の進化と、カオスを御するという思想▼“長方形の鳥かご"に秘められたパスコースの新解釈▼可変システムの鍵は「時間」のマネジメント▼ポジショナルプレーにおける連続性を支える「リサイクル旋回」▼ストーミングの鍵?「オーガナイズド・カオス」という概念▼チームビルディングを助ける「Communal Language」の重要性 他第2章 「個」に求められる新たなスキル▼心の筋肉を鍛える。メンタルの新概念「エモーショナル・マッスル」▼数秒後の世界が見える「ラ・パウサ」という概念▼「プレス耐性」――新世代のMFに求められる個人戦術▼緻密化するディストリビューション。攻撃の起点としてのGK▼ブスケッツの凄さの言語化。「Disguised pass」とは何か? 他第3章 フットボールを激変させる「データ分析」▼現代フットボールを再解釈する「ジオメトリー」▼勝敗に直結する新たな指標――「パッキング・レート」という挑戦▼サッカー界の「外」で進化する新概念。「パスソナー」が可視化する世界▼「ネットワーク分析」から考える、ストライカーの科学▼オフ・ザ・ボールを可視化する新指標「OBSO」 他第4章 永遠の課題に挑む「育成」論▼プロアクティブ・コーピング理論――負荷こそが怪物を生む▼ミレニアル世代のマネージメントは「プレー哲学主義」▼制約主導型のアプローチは、トレーニングの革命になり得るか?▼戦術的ピリオダイゼーション総論。ゲームモデル=「複雑系」への対応▼「実年齢」と「生物学的年齢」。育成における枠組みの変化 他第5章 ビジネス×フットボール、「マネジメント」の科学▼「新世代の指揮官」たちが持つ新しい能力▼ランチェスターの法則から読み解く、強者と弱者のフットボール▼ヒューマン・リソース・マネジメントから読み解く8つのリーダーシップ▼戦術とマネジメントの融合――「雰囲気」を科学する▼「ティール組織」から、フットボールクラブの未来を占う 他◆著者プロフィール◆結城康平Kohei Yuuki宮崎県出身。スコットランドへの留学を経て、フットボールライターとしての活動を開始。海外の文献や論文を読み解くスキルを活かしてヨーロッパの概念を日本に紹介し、通訳・翻訳・編集・インタビュアーとしても活躍の幅を広げている。2019年に『欧州サッカーの新解釈。ポジショナルプレーのすべて』(ソル・メディア)、2020年に『“総力戦"時代の覇者 リバプールのすべて』(ソル・メディア)、2021年に『フットボール新世代名将図鑑』(カンゼン)を上梓。同年には『エクストリームフットボール』(カンゼン)で翻訳にもチャレンジしている。

出版社:ソル・メディア
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