著者名:
鳴沢きお/もぁらす | |
「女だって性欲くらいある―-―」。自分でしてばっかじゃ、たまに惨めな気持ちになったりするから、男は、いないよりはマシ!って感じで男と寝てた。女にとって「見た目」は武器になる。仕事でだってキレイにしてたほうが都合がいい。上司や取引先の男、私にとって都合のよい関係を維持できるなら、私は寝る。そう、“打算”しか頭にない私は、世間的にはスレた女にみえたはずだ―――大嫌いだったはずのアイツと寝るまでは。本能がむき出しになってこんなに熱くなって…気持ちも何もないはずの男の力強い乱暴な行為に、こんなに熱く惹かれるなんて…。私は何度もやり込められる―――。
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