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2024/02/21
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二十一歳の夏、俺はルンバにゴミと間違われた

著者名: 大庭影郎
作品詳細

「お前はその誰かにはなれない。絶対に、なれない。」これまで就活や恋愛、日々の生活からすらも、ひたすら逃げ続けてきた悟。夢は抱くものの、「どうせ俺には無理だろう」とすぐに諦めてしまい、挙句の果てには自室のルンバからもゴミ扱いされる始末だ。そんな人生に希望を見出せなくなっていた悟の前に、いくつかのチャンスが転がってくる。何も信じられない悟はそのチャンスさえも見過ごしてしまい、またすぐに諦めそうになってしまう。しかし大学の同期である夕夏ちゃんの屈託のない言動が、徐々に彼を奮い立たせることになり…。悟は逃げずに何かをやり切ることができたのか? そして自分に自信をつけることができたのか?少しずつ成長していく彼の姿に、いつしかエールを送っているかもしれない。懐かしい平成時代を舞台にした、不器用な大学生の成長物語である。

出版社:パレード
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