著者名:
大島真知子 | |
息子の誕生会に呼ばれてもいない子が混ざっていた。薄汚い服、漂う異臭…。彼は育児放棄された子供だった…。表題作「鏡の中の少年」他、教師・モンスターペアレント・学校の三角関係を描いた「モンスターの産まれる日」、いじめで自殺未遂を起こした息子のために立ち上がった母の思いを綴る「いつかあなたが目覚めたら」、中年にさしかかった引きこもりの息子が要介護の老母の首に手をかけようとする「母の記憶」、社会的問題提起が胸に突き刺さりながらも、登場人物の想いが心の琴線に触れる計4作を収録。
話で読む | 巻で読む |