著者名:
藤森千夜子 | |
小さい頃から人のものがうらやましくて…。でもいざ手に入ってしまうと何の興味もわかなくなって…。こまった性格だけど、それが私…。だから、姉さんに恋人ができた時もそう…。それからそのまま彼を私が奪った形になって、あれから二年…そのまま駿介と暮らし…今も私のとなりにいる…。彼のことキライになったわけじゃないけど…なんだか前みたいには夢中になれない…。そんなある日、「結婚しました。お近くにお越しの際は、ぜひ…立花 彬…」という1通の手紙が…。彬が…一度だけ人に奪われた男…まさか結婚するなんて…。これは…ぜひ一度行ってみなくちゃ…。さよならの代わりに激しい夜を私にちょうだい!
話で読む | 巻で読む |