著者名:
晴瀬リン | |
「人質のくせにそんな声だして…ヤラしいな」警察組織をとりしきる警衛庁総監を父に持つ大学生の壱花は、周囲から“総監の娘”としてしか見られない窮屈な毎日にうんざりしていた。そんなある日、壱花は通学途中の電車内で秋人という青年に出会う。紳士的でかっこいい秋人に、徐々に惹かれはじめる壱花。後日、再会した秋人に誘拐されるとは知りもせずに――…。閉ざされた空間に響き渡る淫らな声……。過去に起こった事件をきっかけに、ふたりの歪んだ関係は、悲しい恋の花を咲かせる。 ※「初恋、のち誘拐。(分冊版)」を改題して一冊にまとめた作品です。重複購入にご注意ください。
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