大学内の植物園に差し入れを持ってきたカフェ店員のサヤ。早朝からの仕事を終えてクタクタだというのに、最近温室の手伝いに来ているという“気難しい花屋”の話相手になってくれと頼まれてしまう。なんだか訳アリのようで面倒だと思いつつも、餌付け作戦が功を奏し徐々に距離が縮まっていく――。