「いつか心が癒える日も来るのだろうか…」大学教授の宇佐美は、学生時代に好きだった葛城教授を亡くし、恋に臆病になっていた。学内でも無愛想で近寄り難いと評判の宇佐美だったが、首席入学でかなり優秀な学生の七瀬が何故か助手として雇って欲しいと言ってきて…!?真っ直ぐな七瀬に徐々に惹かれる一方で、葛城教授を無意識に重ねてしまい苦しむ宇佐美。しかし、七瀬が宇佐美の助手になったのには、ある理由があって――…。桜の木の下でせつない想いが交差する、2人の恋の行方は――!?