二ノ宮歩はバイト帰りのコンビニで、万引きの疑いをかけられていた金髪の少年・中原凌介を助ける。弟と同じ制服に身を包む、ちいさな少年はどこかもの寂しさを纏わせていた。その様子がどうにも気になり、何かと目をかけていた歩に凌介もよく懐いていた。しかしある日、地元でも有名な不良として名を轟かせる二ノ宮兄弟をおびき出す餌として、凌介が人質にされてしまう。