著者名:
天夢人 | |
江戸時代の藩は江戸幕府から諸法度などの統制を受けていたとはいえ、幕府に対しては忠誠を誓っていたにすぎず、自治権を持っていました。つまり、江戸時代の間に、それぞれが独自の文化を育み、独自の藩民性を醸成していく余地があったのです。そして、廃藩置県を経て現在の行政エリアが誕生しました。その境界線は藩の境界そのもので、現在も藩民性は私たちの生活に生きているのです。だからこそ、藩を知れば、地方それぞれの衣食住の様式、嗜好、県民性などがわかるのです。 ※電子版に特製バインダーは付属されません。
話で読む | 巻で読む |