ネコ探しが依頼の大半を占めている貧乏探偵事務所の所長・七星宗則は、ある日、日本有数の財閥の御曹司である五十嵐静馬から「行方不明のペット」を探してほしいと依頼を受ける。しかし詳しく話を聞いていくと彼の言う“ペット”とは、世話係として雇われていた青年・和都のことを指していた。他人をペット扱いする静馬に対し、初めは反感をもった七星だが、ワガママだけど実は純粋すぎるほど純粋な静馬の心を知り、しだいに惹かれていく…。