18歳の“あやめ”は親友のしのぶをバイクの事故で亡くしてしまう。葬儀の日、屋上から飛び降りようとした彼女の前に“バイクの妖精”を自称するヒゲの男があらわれた。走る道を見失ったあやめは、その男の経営する小さなバイク屋で働くことになった。少女とバイクと忘れられない日々の物語が始まる。