著者名:
長尾 和宏 | |
長引くコロナ禍の中で、ストレスを溜める人が非常に増えています。長尾クリニックに来る患者さんも、ストレスによる自律神経失調が原因と見られる病気が圧倒的に多いそうです。自律神経失調症になると免疫力が低下し、コロナやインフルエンザ、カゼなどの感染症にかかりやすくなります。コロナウイルスやインフルエンザウイルスが蔓延している中で、感染症にかかる人とかからない人がいるのは、ひとえに免疫力の差です。健康で免疫力さえあれば、濃厚接触者になってもコロナにはかかりにくくなります。免疫力と健康に深く関わってくるのが腸活です。さらに胃腸の病気も自律神経と深く関わっています。コロナやインフルエンザが流行する中で、最も重要になってくるのが、自律神経と腸活なのです。自律神経と腸活を最良の状態にしてくれるのが歩くこと。前2作は、まだコロナのない時代でした。今回はコロナをはじめとする感染症に翻弄される時代の中で、ますます重要になってくる歩行の習慣を説く、新しい「病気の9割は歩くだけで治る!」です。
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