著者名:
大石 明弘 | |
“クライミング界のアカデミー賞”と称されるピオレドールを女性で初めて受賞した谷口けい。世界に認められた一流のアルピニストでありながら、山や自然に対するしなやかな感性を持ち続け、ヒマラヤにもウラヤマにも等しい愛情をもって登り続けた彼女の生涯は、2014年12月、大雪山でのアクシデントで幕を閉じることになってしまった。しかし、彼女の言動に強い影響を受けた登山者やクライマーは数多く存在する。そのひとりであり、パートナーとして何度も谷口と山をともにした山岳ライターの大石明弘が、彼女の生涯を独自に取材してまとめた谷口けいの評伝。 ■内容第1章 クリスマスイブに第2章 アドベンチャーレース第3章 はじめてのヒマラヤ登頂第4章 小・中学校時台第5章 極限の壁から八〇〇〇メートル峰へ第6章 アメリカ留学第7章 女性初のピオレドール賞第8章 自転車と文学と山と第9章 さらなる難壁へ第10章 新たなる旅第11章 パンドラ
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