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2024/02/21
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いきもの六法 日本の自然を楽しみ、守るための法律

作品詳細

近年、「天然記念物と知らずに捕まえた」などの行為をSNS上にアップロードし、違法行為として炎上するケースなどが増えています。また、なんとなく行っていた釣りや昆虫採集が、実は違法行為に該当していたというケースもあります。こうした背景には、単純な「生き物を採る」ことに関係する法律だけでも「自然公園法」「種の保存法」「外来生物法」 以上、環境省)「文化財保護法」(文化庁 、「漁業法」(水産庁)など、担当する省庁の異なる法律が絡み合う他、各都道府県や市町村での条例なども加わり、非常に複雑な体系をしていることが原因と考えられます。本書は、そんな複雑に絡み合った法律を、「日本中どこでもとってはダメな昆虫 」といった形で、生物・環境ごとに章分けした上で、法規制が「種・場所・種と場所・その他」のどれに対してかかっているのかで分類し、わかりやすく紹介します。生き物採集を行う前に確認するチェックリストやコラムなども充実。■内容第1章 生き物を守るための法律や条令第2章 すべての生き物をとってはいけない場所第3章 昆虫採集第4章 植物採集・山菜 ・ キノコ採り第5章 鳥類・哺乳類第6章 爬虫類・両生類第7章 川や湖沼での生物採集・釣り第8章 海での生物採集・釣り第9章 飼う・栽培・購入付表■監修者について中島 慶二(なかじま・けいじ)国立公園研究所長・江戸川大学社会学部現代社会学科教授。国立公園や自然遺産など自然保護と地域づくりの現場で環境省レンジャーとして長く実務に携わる。その経験をもとに、法律制定や予算新設など全国的な制度改正にも携わり、ワシントン条約やラムサール条約に基づく国際協力、全国の鳥獣被害対策など、自然環境行政の最前線で現実の課題と向き合っている。著書に『日本の国立公園』(自然公園財団)ほか。益子 知樹(ましこ・ともき)元茨城県庁の水産振興課・漁政課。現在は、水産コンサルタントを行なうファーストエイドを立ち上げ、漁業・水産などに携わっている。

出版社:山と溪谷社
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