著者名:
一之瀬絢 | |
「興奮してるの? こういうの好き?」―― 年の近い義理の息子は、そう言って強引に私に口付けをし、蜜壺をいやらしくなぞる。新婚初夜、私の前に突然現れた夫の息子は、かつて私が恋したヒト。その体温が、その匂いが、たまらなく懐かしい。ダメなのに、壁の向こうには夫がいるのに、どうしてこんなに気持ちよくてドキドキするの…? 誰もが祝福してくれた、イケメン社長との幸せな結婚生活。この幸せはずっと続くと思っていた。なのに無理矢理犯されて、息子に真剣な眼差しで「好きだ」なんて言われたら…。夫には決して言えないこの胸の高鳴り…。
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