恋い焦がれすぎておかしくなりそうな相手は、血のつながった実の兄でした――兄である篤への恋を捨てられず苦しむ美羽に近づいてきたのは、モテすぎて女の子に襲われまくっている鷺島という男。兄以外の男に触れられるなんてと思いながらも、鷺島の腕を振り払えないのは、自分の名前を呼ぶ彼の声を聴きたいから…。「もう姉さんなんて呼べねぇよ」に登場した八木兄妹が抱える禁断の想いはどこへ!?【桃色日記】