著者名:
宮越和草 | |
早坂ゆず、女子大生。この夏から父の友人である霧島さん宅の居候になります。気が重い…。あれは3年前、初めてお宅にお邪魔した時、次男の昌幸さんに一目惚れした私は勢い余ってバレンタインデーに彼の大学に突撃!大胆にも校門で待ち伏せしてチョコを渡し告白!…結果「失せろ」という言葉を浴びせかけられ玉砕…。そんな過去があるのに…同居だなんて…。ところが再会した昌幸さんは驚くほど優しくて、このままじゃまた好きになりそう!その上、突然キスしてきたり…一体どういうつもり!?あまりの事にされるがままになってしまった私は、その時の昌幸さんがとても冷たい目をしていた事に、全く気が付いていませんでした――…。
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